開催趣旨タイトル
第1回(2003年)かながわ小・中学生英語スピーチコンテスト開催のご挨拶

マティーは1971年より、横浜・横須賀地区の方々にこども英会話のパイオニアとして親しまれてきました。
今年「29回目を迎えるスピーチコンテスト」より、マティー生以外の神奈川県下の小・中学生を対象にした「一般の部」を開催致します。

小学生は有名な詩や物語から選ばれた課題を英語で覚えて発表します。中学生はフリースピーチです。今感じていることや、伝えたいことを英語で表現してください。

今や英語はテレビ、ラジオ等、至るところで習えますが、大衆の前で堂々と話す訓練の場は殆ど在りません。
マティーではこの機会を利用して頂き将来国際社会の中で堂々と自分を、日本を主張出来る人に育って欲しいのです。

小学校からの英語教育がますます注目される昨今、このスピーチコンテストを通してこども達が英語にますます興味を持ってくれる事を願っています。又日本では珍しい、この画期的な「小学校からの英語スピーチコンテスト」が多くの地域社会の企業及び教育関係者の方々の御協力により年々盛大なものに成長していく事を願っております。

今回、ご支援、御協力を戴きました多くの方々に心より感謝申し上げます。

きょくた       みつを     
曲 田  光 雄  
かながわ小・中学生英語スピーチコンテスト実行委員会委員長
マティーこども英会話会長

『かながわ小・中学生英語スピーチコンテストによせて』
                                      2007年9月

竹下 裕子 東洋英和女学院大学国際社会学部教授 
(かながわ小・中学生英語スピーチコンテスト 審査委員長)

                                                                              

 英語が大好きな神奈川県の小学生と中学生の皆さん、こんにちは。がんばっていらっしゃる皆さんに未だ全国的にも珍しい小学生からの英語スピーチコンテストにお招きしたいと思います。

皆さんは21世紀の国際社会に生きています。それを意識して日々をすごしていらっしゃるでしょうか。飛行機に乗ってしまえば簡単にほかの国に行くことができる、多くの人が海外から日本を訪れている、インターネットを通じて世界中で起こっていることが自分の部屋にいながら見えてしまう、Eメールを通じて世界中の人と個人的にコミュニケーションがとれる・・・四方を海に囲まれた日本にいても、諸外国との距離は以前とは比べ物にならないほど縮まっていますし、日本国内にも国際的な環境がどんどん増えています。そして最近では外国の方と英語でお話する機会も増えています。

もし折角習った英語で話しかけても解かってもらえなかったらショックですね! でも大学の英文科を出ても話せない人が多いのが現実です。なぜなら英語の一番の基本、「聞く、話す(英語を聞く耳と正しい発音)」ができていないままに、読み書き、翻訳と文法を習ったからです。知っていることを言われても聞き取れなかったり、発音が不正確なために言ったことが解ってもらえないのです。このスピーチコンテストに参加して正しい発音と表現力で競うことが、使える英語の基礎になるだけでなく、人前で臆することなく堂々と話す態度が養え、皆さんが将来、国際社会に羽ばたくとき、大変に役立つと私も信じています、是非ご参加下さい。私も当日を楽しみにしています。日頃の練習を生かして力一杯がんばって下さい! 

 保護者の皆様、そして子どもたちを見守ってくださる地域の皆様、大きな可能性を秘めた子どもたちを支え、コミュニケーションの輪を大きく世界へと広げていきたいと思っています。このスピーチコンテストの機会を通じ、ご一緒に応援していただければ大変に幸いに存じます。